心頭滅却とは?意味・語源・例文・類語・反対語

心頭滅却の意味

「心頭滅却」とは、自分の心や意識を一旦無にする、つまり何も考えずに空っぽにするという意味です。これにより、余計な思考や心配事から解放され、物事を客観的に見ることが出来ます。頭が混乱している時や落ち着きが無くなっている時などに使われます。心頭滅却することにより、新たな視点や着地点に辿り着くことが出来るかもしれません。

心頭滅却の語源・由来

「心頭滅却」は仏教用語からきています。元々は禅宗の教えの一つで、「心を滅して頭を却け」という意味が込められています。これは、自分の根拠や先入観を捨て去り、自由で公平な心を持つことを示しています。

心頭滅却の例文・使い方

  • 緊張している時には心頭滅却して、余計な思考を無くしましょう。
  • あまりにも困ってしまったら、一度心頭滅却してみると新たな解が見えてくるかもしれません。
  • 心頭滅却することで、物事を淡々と受け止めることができるようになりました。

心頭滅却の類語・言い換え

サッパリする、脱力する、心を無にする、ノーマインドな状態にする

心頭滅却の反対語

心配事に取り囲まれる、思考が混乱する、頭が混雑する

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