一騎当千とは?意味・語源・例文・類語・反対語

一騎当千の意味

「一騎当千」は、一人で千人に匹敵するほど強いという意味です。戦場で一人で千人の敵兵を倒すほどの武勇を持つ、という力強さや優れた力を表現します。ただし、戦闘の文脈だけでなく、ある分野や領域で特に優れた能力や才能を持つ人を指す場合にも使われます。

一騎当千の語源・由来

この言葉の由来は古代の中国の戦いからきています。「一騎当千」の「一騎」は一人の騎馬武者を、「当千」は千人に匹敵するを意味します。戦場で一騎が千人に立ち向かう勇気や豪傑さを称える言葉として生まれたのです。

一騎当千の例文・使い方

  • バスケットボール部のエースは、一試合で何十点も取ることから「一騎当千」だと評される。
  • 彼はプログラミングの分野では一騎当千だ。みんなが解決できない問題も彼ならすぐに解決できる。
  • 新入社員ながら営業成績がトップで、上司たちは彼を一騎当千の営業マンだと認識している。

一騎当千の類語・言い換え

無双、独り勝ち、独歩

一騎当千の反対語

手も足も出ない、及ばない、力不足

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