堅忍不抜の意味
「堅忍不抜」という言葉は、困難や逆境に遭遇しても、自分の信念を持ち続け、どんなに苦しい状況でも屈せず、必死に耐え抜くという意味を持つ四字熟語です。つまり、どんな時でもめげず、耐え忍ぶ精神の強さを表す表現となります。
堅忍不抜の語源・由来
「堅忍不抜」の語源は、古代中国の医学書「黄帝内経」に由来します。この書物で使用された「堅忍」は「堅く忍び」、そして「不抜」は「決して引っ込めない」という意味で、二つを組み合わせることで我慢強い精神力を持った人物像を描く表現となりました。
堅忍不抜の例文・使い方
- 彼は長い間のリハビリを堅忍不抜の精神で乗り越えた。
- あのチームの堅忍不抜の守備は、幾多の試合で勝利を収めてきた。
- 試験勉強を堅忍不抜に続け、見事に合格した。
堅忍不抜の類語・言い換え
不屈の精神、不撓不屈、不屈不断、貫徹力、粘り強さ
堅忍不抜の反対語
臆病、弱気、根性無し、涙脆い、弱弱しい
