青田と赤子はほめられぬの意味
「青田と赤子はほめられぬ(あおたとあかごはほめられぬ)」とは、物事がまだ発展途中で終わりの結果がどうなるかはっきりしない状態のことや、途中で絶賛すると失敗することが多いという意味を表す日本のことわざです。青田はまだ収穫前の稲のことをさし、赤子はまだ成長途中の子供のことを指しています。
青田と赤子はほめられぬの語源・由来
このことわざの語源は、稲がまだ青田(未熟)の段階や、子どもがまだ赤子(成長途中)の時点では、どのように育つか分からず、早とちりでほめると後で失敗する、という農業社会の生活の知恵から来ています。結果が出る前の段階で過剰にほめると、逆にその人の努力を止めてしまう可能性があるという教訓を示しています。
青田と赤子はほめられぬの例文・使い方
- 彼のプロジェクトが始まったばかりだから、「青田と赤子はほめられぬ」だよ。結果が出るまで待とう。
- 妹が勉強を始めただけで褒める母に対して、父は「青田と赤子はほめられぬ」だと忠告した。
- 新人選手がいきなり活躍したけど、「青田と赤子はほめられぬ」、長い目で見ていこうと思う。
青田と赤子はほめられぬの類語・言い換え
結果が出るまでほめるな、成果を出すまで早とちりしない
青田と赤子はほめられぬの反対語
一事が万事、出る杭は打たれる