頭が動けば尾も動くとは?意味・語源・例文・類語・反対語

頭が動けば尾も動くの意味

「頭が動けば尾も動く(あたまがうごけばおもうごく)」とは、一部の動きが他の部分に影響を及ぼす、という意味を持つ日本のことわざです。「頭」は大きな部分や指導者、「尾」は小さな部分や従属者を象徴しています。リーダーが行動すれば、その下にいる人やチームもそれについて行く、といった具体的な事象を表現する際に使われます。

頭が動けば尾も動くの語源・由来

このことわざの語源は説明的で、自然界の生物の挙動から来ています。魚や爬虫類など、体の長い動物は頭部が動くと尾もそれについて動くことから言葉として成り立ったと考えられています。

頭が動けば尾も動くの例文・使い方

  • 社長が新しいプロジェクトを推進し始めたとたん、スタッフもその動きについて行った。まさに頭が動けば尾も動くだ。
  • 掃除の時間、リーダーが一生懸命掃除を始めたら、クラスのみんなも楽しそうに掃除を始めた。頭が動けば尾も動くって本当だね。
  • 教科書を開くと先生の説明が始まり、その後ろで生徒たちも次々と黙読を始めた。まるで頭が動けば尾も動くのようだ。

頭が動けば尾も動くの類語・言い換え

上から目線、例のアレ、仕手の仕掛け。

頭が動けば尾も動くの反対語

頭が動いても尾が動かない、頭と尾が一致しない。

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