画竜点睛とは?意味・語源・例文・類語・反対語

画竜点睛の意味

画竜点睛とは、「最後の仕上げをする」といった意味を表す四字熟語です。龍を描き、最後に目を点じて生き生きと表現することから、作業や計画などにおいて、最後の大切な仕上げを加えることで全体が完成し、効果が生まれるという意味を持つようになりました。

画竜点睛の語源・由来

「画竜点睛」は中国の伝説から由来しています。画家の張僧繇が龍を描き、その目に点をうつとそこに命が吹き込まれて龍が実体化し、天に飛び立ったという話からきています。この伝説から「画竜点睛を欠く」という表現も生まれ、最後の大切な仕上げが欠けてしまい、全体の完成に至らないことを表す言葉となりました。

画竜点睛の例文・使い方

  • プロジェクトの最後に重要なプレゼンテーションが待っている、これが画竜点睛だ。
  • 引っ越しの準備はすべて終わった、後は新居で家具の配置を決めるだけ、これが我々の画竜点睛となる。
  • 試合前の練習は全て終わった、あとは本番でのパフォーマンス、これこそが画竜点睛だ。

画竜点睛の類語・言い換え

締めくくり、円滑に終える、最後の仕上げ、一段と引き立てる、花を飾る

画竜点睛の反対語

台無しにする、締め切りを守らない、最後の仕上げを欠く、お粗末な仕上げ

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