危うきこと累卵の如しとは?意味・語源・例文・類語・反対語

危うきこと累卵の如しの意味

危うきこと累卵の如し(あやうきことるいらんのごとし)とは、何かが非常に危険で、ちょっとしたことで崩れ落ちてしまいそうな状態を表す言葉です。ここでの「累卵」は積み重ねられた卵を意味し、倒れ易さを象徴的に表現しています。

危うきこと累卵の如しの語源・由来

“危うきこと累卵の如し”は、中国の古典「荘子」に登場する表現を元にした四字熟語です。元の表現は「危若累卵」で、これは窮地に立たされている手紙の作者が自分の危うさを表すために使った言葉です。

危うきこと累卵の如しの例文・使い方

  • テストの結果次第で進級が危うきこと累卵の如しとなった。
  • そのスポーツ選手の栄光は危うきこと累卵の如し、一度の大怪我で全てが無くなるかもしれない。
  • 世界情勢は常に危うきこと累卵の如しで、一つの出来事が大きな影響を及ぼす。

危うきこと累卵の如しの類語・言い換え

窮地に立たされる、切羽詰まる、一触即発、紙一重、危機一髪

危うきこと累卵の如しの反対語

安泰、安定した、平穏無事

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