後腹が病めるの意味
後腹が病める(ごふくがやめる)とは、物事がうまく進まない、またはうまくいく見込みがないときに使われる表現です。「後腹」は仏教用語で、「未来」という意味があり「病める」は、「うまくいかない」や「問題がある」といった意味を指します。つまり、未来が明るくない、思うように進まない状況を指す表現となります。
後腹が病めるの語源・由来
後腹が病めるの語源は仏教用語です。「後腹」は未来、つまりこれから先の事を指し、「病める」は不調や難儀を表します。骨格となる「腹」は、時間の流れを表しており、「後」はその先、未来を示しています。したがって、「先の見えない、不透明な未来」という意を持つようになりました。
後腹が病めるの例文・使い方
- 試合の結果が予想通りにいかず、後腹が病める。
- 今回の試験で成績が上がらなければ、進学先について後腹が病めることになるだろう。
- 新製品の販売が思うように進まず、会社の経営状態が後腹が病める。
後腹が病めるの類語・言い換え
先行きが不透明、未来が不確か、先が見えない、予測がつかない
後腹が病めるの反対語
先行きが明るい、未来が確か、先が見える、予測がつく