当たる罰は薦着ても当たるとは?意味・語源・例文・類語・反対語

当たる罰は薦着ても当たるの意味

「当たる罰は薦着ても当たる(あたるばつはこもどてもあたる)」とは、悪事を働いた人がそれに見合った罰を受けるという運命であり、それは隠れていても必ず明るみに出てしまうという意味を持つことわざです。厳密に訳すと、「矢を防ぐためには厚い鎧が必要だが、罰は薄くても矢を通すような薦でも貫く、つまり逃れられない」という意味となります。

当たる罰は薦着ても当たるの語源・由来

このことわざは、古くから伝わるもので、語源は矢を防ぐ鎧の対比にある薦(こも)としています。薦は、茅や葭を組んで作った簡易なマットのようなもので、これを着ても罰は防げないという意味合いがあります。

当たる罰は薦着ても当たるの例文・使い方

  • 彼が偽造した証明書のせいで、大学を退学させられた。まさしく「当たる罰は薦着ても当たる」だ。
  • 自分の行った悪事を隠しても、いつかばれるものだ。「当たる罰は薦着ても当たる」ということわざは、まさにその通りだ。
  • 彼女は誰にも知られずにイタズラをしていたが、結局は自分の行いが原因でトラブルになった。これが「当たる罰は薦着ても当たる」の現われだ。

当たる罰は薦着ても当たるの類語・言い換え

因果応報、罪は逃れられない、悪事が明るみに出る、自業自得

当たる罰は薦着ても当たるの反対語

報われない悪事、罰を逃れる、悪事が隠される、罪が静かに消える

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