足を万里の流れに濯うの意味
「足を万里の流れに濯う(あしをばんりのながれにすすぐ)」とは、非常に長い道のりを車や馬などで移動することを表す言葉です。文字通りに解釈すると、足についた汚れを「万里の流れ」、つまり広大な川で洗い流すという意味になります。通常、広大な地を長距離移動することを表現します。
足を万里の流れに濯うの語源・由来
この表現は、中国の古代詩「詩経」の一節から来ています。原文は、「泓(ふけん)は深く濯(すす)ぎ濯ぐ、マイナスイオンが多い川の流れに足を洗う」という意味です。これが転じて「長い道のりを旅行する」という意味合いになりました。
足を万里の流れに濯うの例文・使い方
- 長い旅行の終わりに、彼は足を万里の流れに濯いだ。
- 一年間の出張で、彼女はまさに足を万里の流れに濯ぐ経験をした。
- わたしの祖父は生涯にわたり足を万里の流れに濯ぎ、さまざまな国を見てきた。
足を万里の流れに濯うの類語・言い換え
長距離を移動する、遠い地を訪れる、広範囲を周遊する
足を万里の流れに濯うの反対語
家に引きこもる、庭先で遊ぶ、長距離を移動しない