足の裏の飯粒をこそげるとは?意味・語源・例文・類語・反対語

足の裏の飯粒をこそげるの意味

「足の裏の飯粒をこそげる(あしのうらのはんつぶをこそげる)」とは、一つ一つの少ない利益や微細な情報を丹念に集めることを言います。ご飯粒一つを拾うのに一生懸命になるほど、地道な努力を重ねて目の前の小さな切れっ端も見逃さないように集める様子を表しています。

足の裏の飯粒をこそげるの語源・由来

「足の裏の飯粒をこそげる」の語源や由来は明確には分かっていませんが、一説によると、昔の人々が足で稲を踏みつけて籾(もみ)から米を得る農作業(踏みつけ)の際、ここぞとばかりに最後の一粒まで足の裏でこそげ取る様子からきているとされています。

足の裏の飯粒をこそげるの例文・使い方

  • スタートアップ企業の社長は、資金集めのために足の裏の飯粒をこそげるように一生懸命に働いていた。
  • 試験のために、私は一つ一つの大事なノートの内容を、足の裏の飯粒をこそげるかのように丹念に暗記した。
  • 彼は事件の真相を突き止めるために、足の裏の飯粒をこそげるように情報収集に励んだ。

足の裏の飯粒をこそげるの類語・言い換え

スズメの涙を集める、骨皮を削る、すねの皮を剥ぐ

足の裏の飯粒をこそげるの反対語

手を抜く、怠ける、適当にやる

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