朝題目に宵念仏とは?意味・語源・例文・類語・反対語

朝題目に宵念仏の意味

朝題目に宵念仏(あさだいもくによいねぶつ)とは、もともとはあることを遅すぎる時間に始めたり、早すぎる時間に終えてしまうことを指す表現で、具体的には「朝」が早すぎて、また「宵」が遅すぎることからきています。つまり、時期を逸してしまったことや、適切なタイミングを逃してしまったことを表現する言葉となります。

朝題目に宵念仏の語源・由来

朝題目に宵念仏という表現は、仏教に関連した慣用表現で、文字通り、朝に題目を上げ(唱え)、宵に念仏を称えてしまうという意味が込められています。「題目」は日蓮宗で唱える「南無妙法蓮華経」のことで、宵夜(夕方以降)に唱えるものです。「念仏」は、「南無阿弥陀仏」のことで一般的には朝始まり、午前中に唱えるものです。つまり、これらを逆の時間帯に唱えてしまうことから、適切な時間を逸してしまった、適切なタイミングを逃してしまったという意味になります。

朝題目に宵念仏の例文・使い方

  • 彼のプロジェクト進行はいつも朝題目に宵念仏だ。
  • 朝題目に宵念仏、試験勉強を前日にやり始めても遅いよ。
  • 朝題目に宵念仏でクリスマスプレゼントを買いに行ったら、欲しかったものはすべて売り切れだった。

朝題目に宵念仏の類語・言い換え

時期を逸する、時期を間違える、タイミングを逃す、適切な時を見誤る、タイミングが悪い

朝題目に宵念仏の反対語

タイミングが良い、適切な時期、タイミングを逃さない、適切なタイミング、タイミングを見計らう

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