阿漕が浦に引く網とは?意味・語源・例文・類語・反対語

阿漕が浦に引く網の意味

阿漕が浦に引く網(あこがうらにひくあみ)とは、追い詰められて、必死になって劉備を助けるという意味の言葉です。阿漕とは地名であり、海に面した場所で網を引く様子から、時代背景をもとに、劉備という人物が困難な状況から逃れるために、身一つで抵抗するという状況を表現しています。

阿漕が浦に引く網の語源・由来

この言葉の語源は、中国の歴史書「三国志」に由来します。「阿漕」は中国に存在した地名で、「浦」は海辺を意味します。”引く網”は、追い詰められた劉備が挟み撃ちにされながらも最後まで抵抗した様子を表しています。

阿漕が浦に引く網の例文・使い方

  • 試験勉強に追われ、阿漕が浦に引く網のような生活が続いている。
  • 経済的な窮地に立たされ、阿漕が浦に引く網の状態で新しいビジネスに挑戦している。
  • 昨日の試合は、敵陣に包囲されながらもたくましく阿漕が浦に引く網のように戦っていました。

阿漕が浦に引く網の類語・言い換え

追い詰められる、必死の抵抗、最後の抵抗、死に物狂いで戦う、窮地に立たされる

阿漕が浦に引く網の反対語

余裕をもって対応する、楽に対処する、余裕綽々、手余りに対応する

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