悪縁契り深しの意味
悪縁契り深し(あくえんちぎりふかし)とは、愛想尽かして関係を切ろうと思った相手とまた繋がってしまうことを言います。口に出して言わない縁すら切れない、つまり頻繁に同じ人と会うこともこの言葉に当てはまります。
悪縁契り深しの語源・由来
「悪縁契り深し」の語源は、結びつきたくない相手との関係が深いという意味から来ています。「縁(えん)」という言葉には、「無意識的に結ばれる人間関係」、「宿命的な出会い」といった意味があります。これに「契る(ちぎる)」、つまり「切断する」という動詞と、「深い」という形容詞が合わさり、「悪縁契り深し」が形成されました。
悪縁契り深しの例文・使い方
- 彼とは本当に悪縁契り深しで、辞めた会社の新年会でもまた顔を合わせた。
- ひょんなことからサッカーチームの相手選手になったあいつ。まさに悪縁契り深し。
- いつも一緒になるクラス編成、悪縁契り深しとしか言いようがない。
悪縁契り深しの類語・言い換え
ひょんなことから、またまた、意図せぬ再会、所縁。
悪縁契り深しの反対語
便利なタイミングで再会、意図的の再会、好縁契り稀し。