相手のさする功名とは?意味・語源・例文・類語・反対語

相手のさする功名の意味

「相手のさする功名(あいてのさするこうみょう)」とは、相手が望んでいる名誉や地位、またはそういった地位や名誉を獲得するための努力を、己の行動で阻害するような行為を指す言葉です。つまり、自分が成功することで相手の進展を阻む、という意味合いになります。

相手のさする功名の語源・由来

「相手のさする功名」の語源は、中国の古語で「さする」とは「さまたげる」、功名は「名誉や地位」を意味します。もともとは「自分が出世することによって、相手がそれ以上出世できなくさせる」という意味で使われていました。近年では、「相手が望む名誉や地位を獲得するための努力を、己の行動で阻害するような行為」を指す言葉として使われています。

相手のさする功名の例文・使い方

  • 彼のプロモーションが早すぎて、他の人たちの出世を阻害していると、部下から相手のさする功名と言われている。
  • 彼女は自分の成功を追い求め、他人の進展を後回しにしていた。その行動はまさに相手のさする功名だ。
  • 成績優秀者がトップに立つことで、他の生徒たちが二番手以降になるのが常だが、これも一種の相手のさする功名と言える。

相手のさする功名の類語・言い換え

相手を追い越す、相手を圧倒する、相手をしのぐ

相手のさする功名の反対語

相手を助ける、相手を庇う、相手を後押しする

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