いざ鎌倉の意味
「いざ鎌倉(いざかまくら)」は、元々は戦いの準備や凱旋(ガイセン)の際に使われた武家の言葉で、「いざ」は決意や覚悟を示し、「鎌倉」は当時の政治の中心地であることから転じて、特別な場所を表す意味となりました。現代では、自分が行きたいところや、新しい場所、挑戦しようとすることなどを、勇気や決意とともに表現する際に使われています。
いざ鎌倉の語源・由来
「いざ鎌倉」の語源は、平安時代に源氏と平家の争い(源平合戦)があった当時、源氏の兵たちが出陣する前に発した言葉だと言われています。それは「いざ出陣、わが鎌倉へ」といった意味で、「いざ」とは「さあ、次へ進もう」という決意や覚悟を示し、「鎌倉」とは当時、権力の中心であった場所を指しています。
いざ鎌倉の例文・使い方
- 高校受験を控え、いざ本番に向けての勉強に取り組む日々が続いています。
- 10年間のサラリーマン生活を終え、いざ起業の道へ進むことにしました。
- 旅行の予定を立てて、いざ世界一周の旅に出発します。
いざ鎌倉の類語・言い換え
さあ出発、いざ出陣、出発進行、いざゆかん、出発進行、いざなんば(行き先を大阪の難波に変えた表現)
いざ鎌倉の反対語
現状維持、引きこもり、逃げ腰、後退、立ち止まる、踏みとどまる