朝令暮改の意味
朝令暮改(ちょうれいぼかい)とは、命令や法律が頻繁に変わり、一日で情勢が変わることを指します。これは、安定性や一貫性が欠けて、混乱を招いてしまう状況を表現する言葉です。文字通りには「朝に令(命令)を出して、夕方にはそれを改める」という意味です。
朝令暮改の語源・由来
朝令暮改の語源は、中国の古代の話に由来します。中国の春秋時代、魯国の僭主であった桓公が即位したとき、その統治は非常に乱雑で有名で、朝の命令が夕方には変えられるということが日常的に行われていました。そのような様子を「朝令暮改」と表現するようになったとされます。
朝令暮改の例文・使い方
- 政策が朝令暮改で、一体何を信じてよいのかわからない。
- この会社、上司の気分でルールが朝令暮改なんだよね。
- 試験の出題範囲が朝令暮改だと、勉強にならない。
朝令暮改の類語・言い換え
絶えず変動、常に変化、頻繁な変更、意向の変更、方針転換
朝令暮改の反対語
一貫性、安定、不変、固定、頑固