酒池肉林とは?意味・語源・例文・類語・反対語

酒池肉林の意味

「酒池肉林(しゅちにくりん)」とは、川のように流れる酒と、森のように積まれた肉がある場所という意味で、豪奢で贅沢な宴会のことを指します。とても豊かで、飲み物や食べ物がたくさんあふれる状態のことを表す表現です。

酒池肉林の語源・由来

「酒池肉林」の語源は中国の古代の書物『呉越春秋』に由来します。この書物には、昔の豪華な宴会の様子が描かれており、「酒池肉林」の言葉もここから生まれました。具体的には、中国の春秋戦国時代の頃、酒を池のように貯め、焼き肉を林のように並べて宴会を開いたというエピソードが起源とされています。

酒池肉林の例文・使い方

  • 昨晩のパーティーはまさに酒池肉林で、参加者は皆お腹いっぱいまで食べて楽しんだ。
  • 新年会で用意された飲食物の量と種類を見て、彼は驚いて「これはまさに酒池肉林だ」とつぶやいた。
  • 毎年、会社の忘年会は酒池肉林で、社員たちはその贅沢な様子を楽しみにしている。

酒池肉林の類語・言い換え

大盛り上がり、大騒ぎ、豪勢な宴、豊かな宴会、盛大なパーティー

酒池肉林の反対語

清貧、質素な宴会、倹約、節約、むさぼり食う

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