疑心暗鬼の意味
疑心暗鬼(ぎしんあんき)とは、疑いが深まりすぎて、何もないところにも恐怖を感じるようになる状況を表す言葉です。少し難しく聞こえるかもしれませんね。だけど、例えば、テスト前で勉強が十分にできなかった時、何でもないような質問にも怖く感じること、なんとなくわかりますよね?それが「疑心暗鬼」の状態です。
疑心暗鬼の語源・由来
「疑心暗鬼」の語源は中国の古い故事からきています。”疑心”は疑いの心、”暗鬼”は暗闇に鬼がいると思い込むこと。なので、「疑心暗鬼」とは、疑いが深まると何もないところにも鬼(恐怖)を感じるようになる、という意味になります。
疑心暗鬼の例文・使い方
- うわさを聞いてしまった彼は、何でもない一言に対しても疑心暗鬼になってしまった。
- 試験前で勉強不足のため、どの問題に対しても疑心暗鬼になってしまった。
- 彼女は彼の浮気を疑い始めてから、何気ない行動に対しても疑心暗鬼になった。
疑心暗鬼の類語・言い換え
被害妄想、過剰反応、危機感、不安感
疑心暗鬼の反対語
安心、信頼、冷静、落ち着き