一筆啓上とは?意味・語源・例文・類語・反対語

一筆啓上の意味

“一筆啓上”(ひっぴつけいじょう)は、何かをするのに大がかりな手続きを経ず、短い手紙一通で申し出たり、要求したり、許可を得たりすることを指す言葉です。通常、上司や役所など、ある種の権力を持つ人や組織に対して使います。

一筆啓上の語源・由来

“一筆啓上”の”一筆”は一通の手紙を、”啓上”は上座や上司などに対しての手紙を送るという意味です。したがって、”一筆啓上”とは、一通の手紙で上司や役所に要求や願いを伝えて手続きを簡略化することを指します。

一答啓上の例文・使い方

  • 無理をかけず、一筆啓上の方法でイベントの許可を取りたい。
  • その問題は、一筆啓上で役所に申し出て解決しました。
  • 突然の引っ越しのため、住民票の移動は一筆啓上で済ませた。

一筆啓上の類語・言い換え

直訴、申し出る、直談判、訴え出る

一筆啓上の反対語

手続きを踏む、正規のルートをたどる、既定の手続きを経る

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