粒粒辛苦とは?意味・語源・例文・類語・反対語

粒粒辛苦の意味

「粒粒辛苦」というフレーズは、一つ一つの結果は小さな努力や苦労の積み重ねから生まれるという意味があります。頑張って農作物を育てる農夫が、一つ一つの米粒を手に入れるのに苦労したことを表現した言葉です。

粒粒辛苦の語源・由来

「粒粒辛苦」は中国の古代詩「詩経」から来ています。「農夫の苦労を知らない者が食事を無駄にするな」という意味が込められています。ここでいう「粒粒」は「一つ一つの米粒」を、「辛苦」は「辛い作業や苦労」を指しています。

粒粒辛苦の例文・使い方

  • 漫画家の仕事は決してラクなものではなく、一ページ一ページが粒粒辛苦の結果である。
  • 優秀な成績を収めた彼女が、その結果を「粒粒辛苦」と呼び、一問一問に全力で取り組んだと話してくれた。
  • 手作りのケーキは、きめ細やかな作業の連続で、その美味しさは粒粒辛苦の甲斐があったといえる。

粒粒辛苦の類語・言い換え

一生懸命、手間暇かける、骨の髄まで努力する、地道な努力、小さな努力の積み重ね

粒粒辛苦の反対語

手を抜く、楽をする、適当、優柔不断、手当たり次第

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