切磋琢磨とは?意味・語源・例文・類語・反対語

切磋琢磨の意味

“切磋琢磨”は、自分を高めるために、みずから努力を怠らず、また相手と互いに努力や向上心を競い合うことをいう言葉です。物事を深く考え、努力を続けて自己の向上を図る様子や、人々が互いによい影響を与え合いながら成長していく様子を表します。

切磋琢磨の語源・由来

「切」とは石を切ること、「磋」とは同じ石をさらに磨くこと、「琢」とは瑪瑙(めのう)という石を磨くこと、「磨」とは自分自身を磨くことを意味します。それぞれが自分を磨き、高める行為を表し、これらが組み合わさって「切磋琢磨」という言葉が生まれました。つまり、自己を高めるために休むことなく努力し続ける様を表しています。

切磋琢磨の例文・使い方

  • 試合に勝つため、毎日の練習でチームメイトと切磋琢磨している。
  • 同じクラスの仲間と切磋琢磨して、試験でいい成績を取るようにがんばっている。
  • 先輩に切磋琢磨されて、毎日スキルアップが実感できています。

切磋琢磨の類語・言い換え

競争、互角に戦う、奮闘する、研鑽する、向上心

切磋琢磨の反対語

怠ける、放棄する、自己満足、甘んじる、停滞する

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