鮟鱇の待ち食いとは?意味・語源・例文・類語・反対語

鮟鱇の待ち食いの意味

鮟鱇の待ち食い(あんこうのまちぐい)とは、具体的には鮟鱇(あんこう)という魚が獲物が通りかかるのをじっと待って食べるという動作からきた表現で、他の人が努力して作った成果を横取りする行動、またはそういった人のことを指す言葉です。主にネガティブなイメージで使われます。

鮟鱇の待ち食いの語源・由来

この表現の語源・由来は、その名の通り鮟鱇が狩りをする様子からきています。鮟鱇は移動力が弱く、獲物が近くに来るのをじっと待ち、口を大きく開けて急に動き出すことで一気に獲物を飲み込みます。そうした行動から、他人の努力や結果を横取りする様子を表す表現となりました。

鮟鱇の待ち食いの例文・使い方

  • 彼は同僚が細々と準備してきたプレゼンの成果を、鮟鱇の待ち食いのように横取りした。
  • 鮟鱇の待ち食いのような行動はチームワークを壊すから、やめてほしい。
  • あの人、いつもは何もしないのに、いざという時だけは鮟鱇の待ち食いのように現れる。

鮟鱇の待ち食いの類語・言い換え

成果を横取りする、他人の努力を利用する、待ち伏せ

鮟鱇の待ち食いの反対語

自分で結果を出す、真剣に取り組む、手を抜かない

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