網にかかった魚とは?意味・語源・例文・類語・反対語

網にかかった魚の意味

網にかかった魚(あみにかかったさかな)とは、「自分から逃れられないほどに困っている状態」や「もう取り逃がさない、確保した状態」を指す言葉です。本来であれば、自由に泳いでいる魚が、網にかかってしまうともがいても逃げ出すことができないように、自分の置かれた状況や立場から逃れられなくなった様子を表しています。

網にかかった魚の語源・由来

「網にかかった魚」という表現は、文字通り漁師が魚を捕るときに使う網に引っかかってしまった魚がどれだけもがいても逃げられない様子から来ています。網にかかるということは、逃れる道すらなくなることを象徴し、窮地に立たされた状況を表現しています。

網にかかった魚の例文・使い方

  • あの詐欺師も今日で網にかかった魚だ。警察が追い詰めて逮捕するよ。
  • 毎日のように借金の取り立てにおびえている彼は、まさに網にかかった魚だ。
  • 逃走中の犯人は目撃情報が入り、総力をかけて取り囲まれた。彼はもう網にかかった魚だ。

網にかかった魚の類語・言い換え

袋の鼠、罠にかかった獣、手の内

網にかかった魚の反対語

自由鳥、風のように自由、自由自在

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