阿弥陀も銭で光るの意味
「阿弥陀も銭で光る(あみだもぜにでかがやく)」とは、何事も金次第でうまく運ぶという意味のことわざです。たとえていうと、ここでの「阿弥陀」は最も神聖な存在と言える阿弥陀如来を指し、「銭で光る」は金さえあればそれが一層輝きを増すという意味合いです。すなわち、様々な事がお金に左右され、お金さえあれば何でもうまく行くということを表しています。
阿弥陀も銭で光るの語源・由来
「阿弥陀も銭で光る」の由来は明らかではありませんが、江戸時代にはすでに使われていたとされ、その当時の商人社会の風潮を表す言葉とも言われています。また、「金も天下のまわりもの」、「金がものを言う」など、お金の力を説く慣用句やことわざは古くから多く存在しています。
阿弥陀も銭で光るの例文・使い方
- 結局、この世は阿弥陀も銭で光るんだよ。
- どんなに才能があっても、阿弥陀も銭で光る世の中だからな。
- 親もそうさ、阿弥陀も銭で光るというじゃないか。
阿弥陀も銭で光るの類語・言い換え
金がものを言う、金次第、金が全て、金で何でも解決する
阿弥陀も銭で光るの反対語
金では買えないものがある、金では解決できない問題もある、心が大事