後足で砂をかけるの意味
後足で砂をかける(あとあしですなをかける)とは、自分がしたことを隠蔽(はくへつ、つまり、何かを隠し隠蔽すること)しようとする、または自分の行為の責任を回避しようとする行動や態度を指す表現です。特に、自分が起こした問題を他人に押し付ける様子を指すことが多いです。
後足で砂をかけるの語源・由来
この表現は、猫がトイレの後に自分の排泄物を隠す行動からきています。猫は排泄後に後ろ足で砂をかけて自分の匂いを隠す習性があり、人間の行動に喩えて用いられています。
後足で砂をかけるの例文・使い方
- 彼は自分が起こしたトラブルを他人に押し付けるため、後足で砂をかけるという行動が多い。
- 問題が起きた後、彼女は自分の責任を全く認めずに後足で砂をかけるように行動した。
- 彼は自分の失敗を隠すために、後足で砂をかけるような行動に出ることが多い。
後足で砂をかけるの類語・言い換え
責任逃れをする、問題を他人に押し付ける、自己保身に走る
後足で砂をかけるの反対語
責任を果たす、問題に正面から取り組む、自分の行いを自覚する