悪に強ければ善にも強しとは?意味・語源・例文・類語・反対語

悪に強ければ善にも強しの意味

「悪に強ければ善にも強し(あくにつよけれはぜんにもつよし)」とは、たとえ悪なことでも、それを成し遂げる力がある人は善行を成す力もあるという意味です。つまり、力や能力、タフさなどはどれも中立的なもので、それをどのように使って何を成すかが重要であるという考え方を表します。

悪に強ければ善にも強しの語源・由来

この言葉の語源や由来は、特定の人物の言葉や古典から引用されたものではなく、故事成語やことわざとして古来から日本で用いられてきた言葉です。悪を達成するだけの力量がある人には、同じように善も達成する力があるという教訓を込めたものです。

悪に強ければ善にも強しの例文・使い方

  • 彼は時々問題を起こすけど、その度にしっかり解決している。悪に強ければ善にも強しとはまさに彼のことだ。
  • あの人は悪く見える行動もするけど、それだけに誰も手を出せない善行も成し遂げる。まさに悪に強ければ善にも強しということだ。
  • あれだけ頑固で頑張り屋の彼女なら、何度でも立ち上がれる。悪に強ければ善にも強し、と言うように。

悪に強ければ善にも強しの類語・言い換え

試練に立ち向かう力があれば、良いことも成し遂げられる

悪に強ければ善にも強しの反対語

悪に弱ければ善にも弱し

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