臥薪嘗胆とは?意味・語源・例文・類語・反対語

臥薪嘗胆の意味

「臥薪嘗胆」という言葉は、目的を達成するために苦労や困難を我慢し続けるという意味です。直訳すると、「臥薪」は「薪の上に寝る」、「嘗胆」は「胆をなめる」を意味します。まずっから見ても厳しい状況を想像できますよね。

臥薪嘗胆の語源・由来

「臥薪嘗胆」の語源は、中国の春秋時代に存在した越の国の勇敢な王、「勾践」の逸話から来ています。「勾践」は彼の国が敵国によって征服された後、苦難に耐えて復讐を誓い、薪の上で寝て胆を舐めるという行為を毎日行って、その憎しみを忘れず、目的に向かって努力し続けたことから、この言葉が生まれました。

臥薪嘗胆の例文・使い方

  • 全国大会でメダルを取るため、部員達は日々臥薪嘗胆の努力を続けている。
  • 大学受験に向けて、彼女はまさに臥薪嘗胆の日々を送っている。
  • 成功の背後には、多くの起業家の臥薪嘗胆の努力がある。

臥薪嘗胆の類語・言い換え

刻苦勉学、綿綿続々、一心不乱、忍苦耐労

臥薪嘗胆の反対語

怠惰、無為、怠ける、放任

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