外柔内剛とは?意味・語源・例文・類語・反対語

外柔内剛の意味

外柔内剛(がいじゅうないごう)とは、「外側は柔らかく見えて、内側は強い」という意味の四字熟語です。「柔」はやわらかい、’剛’は強い、という意味なので、「見た目に反して心が強い」という意味合いです。つまり、外見は優しそうでも、内面ではしっかりとした意志を持っていることを示します。

外柔内剛の語源・由来

この四字熟語は、かつて中国の武術の世界で使われた言葉からきています。外柔内剛とは、体の表面は柔らかくして敵からの攻撃を避け、一方で体の内部、つまり筋肉は剛で力強い、という意味から使われました。これが転じて、人の性格や態度を表す言葉として使われるようになりました。

外柔内剛の例文・使い方

  • 彼は外見はおとなしそうだけど、何かあった時はきちんと意見を述べる。まさに外柔内剛の人だ。
  • あの先生、いつもニコニコしていて優しそうだけど、授業は厳しくて、本当に外柔内剛だよ。
  • 彼女は外柔内剛だから、見た目の弱々しさに騙されてはいけませんよ。

外柔内剛の類語・言い換え

徳高望重

外柔内剛の反対語

虚栄心、見かけ倒し

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