阿波に吹く風は讃岐にも吹くの意味
「阿波に吹く風は讃岐にも吹く(あわにふくかぜはさんきにもふく)」とは、一つの地域で起きていることが他の地域にも影響等を及ぼす、という意味で使われる諺(ことわざ)です。比喩的には「何が起こるかは場所を選ばない」や「良いことも悪いことも他人事ではない」といった意味になります。
阿波に吹く風は讃岐にも吹くの語源・由来
「阿波に吹く風は讃岐にも吹く」の語源は、阿波(現在の徳島県)と讃岐(現在の香川県)が四国という同じ島に位置していることからきています。風が阿波で吹けば、それがそのまま讃岐にも吹くという地理的条件から、物事の影響や波及が広がる様子を表現したものです。
阿波に吹く風は讃岐にも吹くの例文・使い方
- 新しい流行が都市部で起これば、すぐに地方にも広まる。まさに阿波に吹く風は讃岐にも吹くということだ。
- 経済危機は国境を越えて隣国に影響を及ぼす。阿波に吹く風は讃岐にも吹くの例だ。
- クラスメイトに風邪が広まった。阿波に吹く風は讃岐にも吹くとはこのことだ。
阿波に吹く風は讃岐にも吹くの類語・言い換え
因果応報、人間万事塞翁が馬、火の粉は身を焼く、災い転じて福となす
阿波に吹く風は讃岐にも吹くの反対語
そこで起きた事はその場所だけのこと、他人事は関係ない