蟻集まって樹を揺るがすとは?意味・語源・例文・類語・反対語

蟻集まって樹を揺るがすの意味

‘蟻集まって樹を揺るがす’(ありつどってきをゆるがす)とは、一匹の蟻が木を揺らせなくても、複数の蟻が集まると大きな木を揺らす力を持つことから、一人では大きな事を成し遂げられないが、多くの人々が力を合わせれば大きなことでもできるという意味を表す言葉です。

蟻集まって樹を揺るがすの語源・由来

この表現の語源は一匹の蟻が大きな木を揺るがすことは出来ないが、多くの蟻が集まれば大きな木さえも揺るがせるという自然現象からきています。もともとはアジアの古代哲学の教えであり、それが日本に伝わり、ことわざとして定着したと考えられています。

蟻集まって樹を揺るがすの例文・使い方

  • 一人では大きな問題を解決するのは難しい。でもみんなで力を合わせれば、蟻が集まって樹を揺るがすように解決できる。
  • この募金運動を成功させるためには、多くの人々が少しずつ貢献することが大切だ。1人1人の小さな力が集まれば、蟻が集まって樹を揺るがすように大きな力となるだろう。
  • 我々一人一人がエコに努めることで地球を守ることができる、蟻集まって樹を揺るがすという言葉のようだ。

蟻集まって樹を揺るがすの類語・言い換え

一人でできないこともみんなでやればできる、力は数に勝る、和が力なり

蟻集まって樹を揺るがすの反対語

孤軍奮闘、一騎当千、単身赴任

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